カラオケ お夏清十郎 について・・・
この間覚えた歌です♪
こういう小唄・端唄系の歌は苦手ですが、なんとなく「それらしく」歌えればいいなと思ったわけですが。。。
あとは、おそらく10代の娘であろうお夏の可憐さを表現しないとならないなーとも思いました。なるべく江戸の香もすればいい・・・などと考えたらきりがありません。なにしろはじめてカラオケで歌ったものですから、細かい点は大目に見ていただければ幸いです。
古くは井原西鶴の作品にも登場する身分の違う男女の恋愛とそれが招く悲劇、『お夏清十郎』はかなり何度も映画化されていますが、この歌はたぶん美空ひばりさん版の映画の主題歌でしょうね。
今急に思い出しましたが、溝口健二監督の『近松物語』も同種の悲劇を題材にしていましたよね。ただ、エンディングがかなり異なります。
この歌自体は物語の筋とは直接関係ない感じがします。お夏の恋心の吐露となっています。参考までに歌詞を記しておきます。
原曲:美空ひばりさん
花の絵日傘 くるりと廻し
歌を唄えば 散るさくら
幼馴染の 清十郎様に
寄せた情けが エー恋となる
浮世絵すがた 元禄模様
人も見とれる 後影
向う通るは 清十郎様か
笠が似ている エー菅の笠
水に絵のよな 灯影を映し
揺れてながれる 月夜舟
漕いで下され 清十郎様よ
恋の千鳥も エー啼いて呼ぶ
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