くるみ割り人形第5番「アラビアの踊り」 について・・・
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』(1891~1892に作曲)は彼の最も成功した不朽のバレエ曲の1つです。1892年にチャイコフスキーは『くるみ割り人形』から幾つかの曲を採り、オーケストラ用組曲または舞踏曲集Op.71aにまとめました。ここではそのピアノ独奏バージョンを聞くことができます。第5曲は「アラビアの踊り」で、シルクのベールの向こうから聞こえるシンバルの音を想像してみて下さい。この審美的な小さな踊りは、聞き手を優しくもてなしているかのようです。