ヴィヴァ第12回定演「アルルの女第2組曲」第3曲"メヌエット" について・・・
ヴィヴァ・マンドリーノ第12回定期演奏会 第2部より
「アルルの女第2組曲」第3曲 "メヌエット" G.ビゼー 作曲 赤城 淳 編曲
ジョルジュ・ビゼーは人気オペラ「カルメン」の作者として、知らない人はいないと思われますが、「カルメン」を書きはじめる前年に完成した、この「アルルの女」もそれに劣らない傑作です。元々はフランスの文豪、ドーデの戯曲につけた27曲からなる劇中音楽ですが、その中から4曲を選んで第1組曲ができ、後にビゼーの友人ギローによって第2組曲が完成しました。
第3曲 "メヌエット"フルートの名曲として有名ですが、原曲はビゼーの別のオペラ<美しきペルトの娘>から採られています。メヌエットはフランス起源の中庸な速さで中間部にトリオを持つ3拍子の楽曲で、モーツァルトの交響曲の第3楽章などにも取り入れられています。
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