東京メトロ千代田線06系多摩急行 〜新百合ケ丘駅を出発〜 について・・・
東京メトロ千代田線06系電車は1993(平成5)年3月に営業運転を開始したものですが、その後増備は行われず、現在に至るまで10両1本のみが在籍します。
現在のVVVFインバータ制御は半導体素子にIGBTを採用するのが主流となっていますが、この06系(と、丸ノ内線の02系や東西線の07系)は日本の電車でIGBT素子を採用したパイオニアといえる存在です。ちなみに1993年頃の新車といえばJRの209系が思い浮かびますが、それはGTO素子を採用していたので(房総地区用はIGBTに改造)、06系はまさに先進的な電車といえます。
運用は限定されておらず、JR常磐線や本動画のような小田急直通「多摩急行」など、6000系と同様に幅広く使用されています。しかし1本のみの電車なので、撮影は困難といえます。
2010.10.6
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