葵と楓016:ミヨちゃん・カナダからの手紙(ミックスバージョン) について・・・
葵と楓:ミヨちゃん・カナダからの手紙(ミックスバージョン)
応援は!(正面向かって左側から)
①塩田 怜里(しおだ れいり)
②大橋 妃菜(おおはし ひな)
③小野田 暖優(おのだ あやさ)
④石橋 久瑠実(いしばし くるみ)
⑤柴宮 英恵(しばみや はなえ)
⑥柳井 萌花(やない もえか)
⑦田中 桃香(たなか ももか)
日本音楽豆知識016
邦楽を代表する楽器は,俗に,三曲。三味線・こと・尺八。近世の歌謡は,とりわけ三味線と密接不可分。近世初頭の隆達節は,ともかく,その後の歌謡は,いずれも三味線文化。幕藩体制の身分制度では,自由恋愛は,ご法度(はっと=禁止)。このような出口のない世界で,遊女と束の間の「やるせない愛の物語」が生まれ,遊里をめぐる歌謡が発展していく。近世中期・享保期から,宴席で,端唄(はうた)がはやり,うた沢・小唄の三本にいたる。性格的には,似ている。うた沢が,重厚,小唄は,軽妙,端唄は,そのあいだ。ここで,潮来節(いたこぶし)は,江戸時代の流行歌。茨城県潮来に起源する。利根川にまつわる歴史・伝説・地理・物産等を記録した「利根川図志」(1855年)掲載の小唄を紹介。潮来節(いたこぶし)の中で,代表作品として次のものが,ある。「潮来出島の真菰(まこも)の中に,あやめ咲くとはしほらしや」。潮来出島の真菰(まこも)の中に,人知れず咲くあやめの美しさ。そんな可憐な美しさが,多くの人々の心をとらえて離さなかった。なお,真菰は沼や川,あるいは田んぼの水路などの水際のいたるところに自生するイネ科の大型多年草。水中の泥土に根を張り,春にタケノコ状の芽を出し,夏までに草丈が1メート¬ルから2メートル以上にまでなる。
参考文献:日本文芸史(河出書房新社)第四巻「近世」
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