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越後追分　櫛野節謡 について・・・

http://www.geocities.jp/kushino1jp/esasinotabi2.htm 「越後追分」の名称は、戦後各地の追分節が紹介されるようになってから起こったもので、新潟県下ではそれまで「松前とか「松前節」と呼んでいた。これは馬子達のうたう馬子唄が、新潟県下でお座敷用に用いられ好んで唄われた「蝦夷や松前やらずの雨が七日七夜も降ればよい」などの歌詞からきている。酒席の唄になってからは、北九州方面で鯨漁などの櫓漕ぎ唄に用いていた「エンヤラヤ」をあとにつけて「合いの手」と称し、これに対して今までの馬子唄の部分を「本唄」と呼んだこの松前節の合いの手は、北海道の江差港に入って本唄の前に持ってこられて「江差追分」の前唄となっている。（東京堂出版　日本民謡辞典より）